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【法人・中小企業向け】レンタルサーバー4選をご紹介

おすすめ法人向けレンタルサーバー
おすすめの法人レンタルサーバー月額料金比較


 

中小企業の法人で、オンプレミス(自社所有)のサーバーを持つほどではないけれど、個人ユースよりもよりセキュリティ環境を意識した高スペックな法人向けレンタルサーバーをお探しのWeb担当の方もいます。

今回は一般的なコーポレートサイト・メディアサイト運用を想定した中小企業の法人向けサーバーをご紹介します。
 

法人向けおすすめレンタルサーバー

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2025年4月時点で更新した情報です。最新の正確な情報は公式サイトで確認ください。

 

法人・中小企業向けレンタルサーバー

個人サーバーと法人サーバーの違いは?

法人向けサーバーは、一般的により安定稼働を意識した作りになっていることが多く、管理機能の強化や、セキュリティ・バックアップ対策が強化されている傾向があります。

価格帯的にも個人利用も含むサーバーは月額1000円位までが主流なのに対して、法人特化サーバーは月額1,000円〜5,000円程度の価格帯が主流です。

レンタルサーバー:価格別契約者の傾向

 

なお、最近ではサーバースペックの向上により、一般向けサーバーと法人向けサーバーでサーバー性能面であまり差はなくなってきました。

※どちらかというと、法人向けサーバーの方が古いスペックのまま止まっているサービスも多いので注意

法人といえども、小規模なコーポレートホームページやサービスサイトを2,3個運用の想定であれば、月額1,000円くらいのサーバーでも十分なケースがほとんどでしょう。

下記に、エックスサーバーとConoHa WING、さくらのレンタルサーバの通常プラン(個人利用も多い)と、法人向けプランの主な違いを紹介していますので参考にしてみてください。


 

ここからは、主に法人向け特化したレンタルサーバーをご紹介します。

 

非推奨サーバーの特徴

すすめしない非推奨レンタルサーバーの特徴

 

ここでは、法人向けおすすめのサーバーを中心にご紹介していますが、中には正直おすすめできないレンタルサーバーサービスもあります。

大きな特徴としては、月額2〜3,000円かかる割にディスク容量が30〜50GBくらいしか利用できなかったり、無料SSLが設定できない(有償のみ)など、今回ご紹介しているサーバーより著しくコストパフォーマンスが悪いことが挙げられます。

非推奨サーバーの特徴

  • 値段が月1,000円以上かかるが、ディスク容量が30GB〜50GBくらいしか用意されていない
  • 値段が月1,000円以上かかるが、独自ドメインやMySQLが1,2個くらいしか運用できない
  • 制限が大きく、なにかしようとすると都度オプション料金がかかる
  • サーバー管理画面でWordPressをインストールする機能がない
  • PHPなどプログラムのバージョンが古いものしか対応していない(例. php7.4未満しか対応していない)
  • 知名度が著しく低い(ネット上にほとんど情報がない)

 

意外と知名度のある会社でも、提供されているサーバースペックが10年くらい前のレベルの印象に感じるサービスもあります。
 

法人向けレンタルサーバー3選

法人向けサーバーとして、特におすすめは、サーバー性能とサービス内容、および使いやすさを考慮してエックスサーバービジネス、さくらのレンタルサーバ(ビジネス)、ConoHa WING(ビジネス)の3つです。

基本的に3つのどれかを選んでおけば無難でしょう。
 

法人向けレンタルサーバー
特におすすめの3選
 

三社サーバーの中の違いは?

3社サーバーでは価格差が大きい分サービス内容も異なります。細かい違いは下記の通り。

エックスサーバービジネスロゴさくらのレンタルサーバConoHa ロゴ
スタンダードプランビジネスプランBizライトプラン
価格
3,762円〜
初期費用1.65万

1,980円〜

1,331円〜
無料ドメイン
2個(.co.jp可)

なし

2個(.co.jp可)
国内シェア
1位

3位

法人実績はまだ少ない
CPU/メモリ リソース保証
なし

なし

あり
改ざん検知
無料

有料

なし
設定代行
あり

なし

なし
SLA(品質保証)
あり

なし

なし
サポートの速さ
24時間以内返答

翌営業日以内回答

記載なし
※エックスサーバービジネス:スタンダードプラン、さくら:ビジネスプラン、ConoHa WING:Bizライト
 

選び方としては下記のように考えれば良いでしょう。

【コスパ重視】
ConoHa WING
Bizライトプラン

ConoHa WINGビジネスプラン
実績よりも安価で簡単に使えるのが良い法人向け

【バランス重視】
さくらのサーバ
ビジネスプラン

さくらのレンタルサーバ(ビジネス)
法人利用実績が多くそこそこ安いのが良い法人向け

【手厚さ重視】
Xserver Business
スタンダードプラン

エックスサーバートップページ
高くてよいから手厚いサービスが良い法人向け

(※)今回は割愛しますが、月額10,000円くらいの予算がある場合は、より他の利用者に影響を受けにくいより専用のマネージドサーバーを契約することもできます。

 

法人向けサーバー4選

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【エックスサーバービジネス】国内シェアNo1サーバー




エックスサーバービジネストップページ

サイトの改ざん検知機能や設定代行など、エックスサーバーよりもセキュリティ強化・サポート強化した法人特化サーバー。

おすすめ度:

おすすめプラン
スタンダードプラン
特徴
  • ドメイン2個無料(.jp/.co.jp含む)
  • 無料体験利用あり
  • WordPressサイトの設定が可能
  • プラン変更上位のみ可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • メールサポート24時間以内返信(土日祝も対応)
  • 改ざん検知機能あり
  • SLA(品質保証)あり
デメリット・注意点
  • 法人といえども小規模ホームページであればオーバースペックになり気味
  • 初期費用が16,500円かかる
プラン 初期費用 総額(3年契約) 総額(1年契約) 容量 無料ドメイン 改ざん検知
管理者ユーザー設定※
ドメインごとに複数人のサーバーログインアカウントを作成してサーバー管理が可能(権限設定も可能)
サーバー設定代行※
サーバー管理画面で行う設定(メールアドレス管理・ドメイン管理etc..)を無料・回数無制限で代行
サーバー移転代行※
Webサイト移転の作業をサーバーアカウントにつき10件まで無料で代行します。
HP無料制作※
ホームページの作成から公開まで無料で代行
HP運用代行※
ホームページの更新などの運用作業を無料で代行。※「ホームページ無料制作サービス」で作成したサイトが対象
スタンダード 16,500円 151,932円 / 月3762円 66,660円 / 月4180円 700GB ◯(2個) co.jp対象 ×
プレミアム 16,500円 287,364円 / 月7524円 116,820円 / 月8360円 800GB ◯(2個) co.jp対象
◯※
毎月1回まで
ビジネス 16,500円 422,796円 / 月11286円 166,980円 / 月12540円 900GB ◯(2個) co.jp対象
◯※
毎月3回まで

エックスサーバートップページ

国内シェアNo1の有名レンタルサーバー。性能面・価格面・実績面・サポート面とバランスが良く、法人からも個人からも人気。

おすすめ度:

おすすめプラン
スタンダードプラン
特徴
  • ドメイン二個無料
  • 無料体験利用あり
  • WordPressサイトの設定が可能
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • モリサワWebフォントあり
  • リソース保証(CPU/メモリ)
  • メールサポート24時間以内返信(土日祝も対応)
デメリット・注意点
  • 小さいサイトを運営する場合は割高になりがち
  • セキュリティ機能のWAFがデフォルトOFF(WAF設定は若干使いづらい)
プラン キャンペーン 総額(3年契約) 総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元 改ざん検知
スタンダード 最大30%オフ!月額693円から使える2025年5月7日(水)17:00まで
公式サイトはこちら
35,640円 / 月990円 13,200円 / 月1100円 500GB ◯(2個) ×
プレミアム 71,280円 / 月1980円 26,400円 / 月2200円 600GB ◯(2個) ×
ビジネス 143,280円 / 月3980円 52,800円 / 月4400円 700GB ◯(2個) co.jp対象

最初にご紹介するのはエックスサーバービジネス、およびエックスサーバーです。

「エックスサーバービジネス」は設定代行サービスやWeb改ざん検知など、よりセキュリティ対策・手厚いサポートを提供している法人特化サーバーで、月額3,762円から利用できます。
 


 

エックスサーバーとビジネスの違い

「エックスサーバー」は法人特化ではありませんが、以前から法人利用も多いです。

月額990円から利用できますが、サーバー性能(ディスク容量、Webサーバー、転送量、etc)についてはエックスサーバーもビジネスも大きな違いはありません。

ビジネスとの主な違いは下記の通り。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
エックスサーバービジネス
(スタンダードプラン)
体験版利用 10日間 14日間
値段 月額990円〜 月額3,752円〜
ディスク容量 500GB 700GB
基本的なWebサーバー性能 同じ
Web改ざん検知 ×
無料設定代行 ×
無料HP作成代行 ×
SLA(稼働率保証制度) ×
サポート 同じ(メール/電話/チャット)
プラン変更 △(上位プラン変更のみ)

(※)SLA(品質保証制度)は、サーバー稼働率の基準値を定め万が一基準値を下回る場合には利用料金を返金する制度

※エックスサーバーの評判・口コミや詳細プランについては「【エックスサーバー歴8年】評判・口コミや特徴を徹底レビュー」をご参照ください。ここからはエックスサーバービジネス中心にご紹介します。

 

注意点としては、通常のエックスサーバーが月額990円程度なのに対して、エックスサーバービジネスは初期費用16,500円・月額3,752円と4倍近くの値段がかかります。

スペック的大差はないので、より厳密なセキュリティやサポート体制にこの価格差を許容できるかどうかが判断の分かれ目です。

エックスサーバーとエックスサーバービジネス(ともにスタンダードプラン)の月額費用比較
スタンダードプランの月額費用

 

エックスサーバービジネスがおすすめな人 エックスサーバーがおすすめな人
  • Webサイトのセキュリティ運用をより厳密にしたい企業
  • 会員サイト機能などを盛り込んだWebサイトを作成・運用予定の企業
  • 必要に応じてサーバー系に関する設定代行をして欲しい企業
  • 会員情報をもたない一般的なホームページを作成予定の法人
  • コストパフォーマンスが良い(ある程度安い)方が良い法人

関連【法人向け】エックスサーバービジネスの特徴とエックスサーバーとの違い

 


 
 

 

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【さくらレンタルサーバ(ビジネスプラン)】老舗サーバー

さくらのレンタルサーバトップページ

さくらインターネット運営の老舗レンタルサーバー。初心者向けといった感じではないが、安定稼働の実績と、個人事業・法人ホームページで多く利用されています。月額500円〜のスタンダードプランからWordPress利用可能

おすすめ度:

おすすめ度:

おすすめプラン
スタンダードプラン(※法人の場合はビジネスプラン)
特徴
  • 無料体験利用あり
  • プラン変更上位のみ可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • モリサワWebフォントあり
※スタンダードプランの特徴を記載
デメリット・注意点
  • 電話問い合わせは予約形式
  • バックアップには最初に手動で設定必要
プラン 総額(3年契約) 総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元 FTPユーザー複数作成
複数ユーザー管理※
サーバーの操作や編集を行う権限をユーザーごとに分けて管理する機能
エコノミー 4,356円 / 月121円 1,980円 / 月165円 100GB × × × × ×
スタンダード 18,000円 / 月500円 6,600円 / 月550円 300GB × ◯(※注1) × ×
ビジネス 71,280円 / 月1980円 29,040円 / 月2420円 600GB × ◯(※注1)
ビジネスプロ 138,600円 / 月3850円 52,800円 / 月4400円 900GB × ◯(※注1)
(※注1)さくらのバックアップ&ステージング機能については「【さくらのレンタルサーバ】WordPressバックアップ機能の使い方」参照

 

さくらのレンタルサーバは、老舗のサーバー会社で、多くの法人が利用している実績があります。

個人利用でも多いスタンダードのほか、法人ユーザー向けに「ビジネス」「ビジネスプロ」さらに一台占有タイプの「マネージド」プランが提供されています。

2023年には経済産業省の「クラウドプログラム」で東京大学やソフトバンクと並び認定を受けて話題になった信頼性の高い企業の一つです。

参考クラウドプログラム (METI/経済産業省)


 

さくらレンタルサーバの良い評判とメリット

さくらを利用している知人やネット上の口コミを集約すると、「普通のホームページやブログなら高いサーバーを選ばなくてもさくらで十分」「最近はサーバー性能アップや高速化にも力をいれてくれて嬉しい」といった声が多いです。

サーバー性能や初心者視点での使いやすさといった視点で「一番良い」といった感じではありませんが、昔からある老舗サーバーで個人も法人も安心して利用できる点が大きいです。

 

さくらレンタルサーバのよくない評判とデメリット

さくらのビジネスプランは月額約2,000円と法人向けにしてはかなり安価に利用できますが、性能や機能面で他社と比べて一番良いレベルではないという点があります。

「管理画面が分かりにくい・・」「さくらはサイト表示遅いしWordPress向きではない」というネット上の声もいくつか見受けられました。

昔からあるサーバーゆえか、後発サーバーサービスに比べると管理画面の操作感などがあまり簡単な作りではない印象があります。

また、エックスサーバービジネスやConoHa WINGのように無料独自ドメインもついていないため、ドメイン代もかかる点に注意が必要です。
 


 

関連さくらサーバー評判・特徴を徹底レビュー【さくらインターネット】

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【ConoHa WING ビジネスプラン】.co.jp無料の高速&高コスパサーバー

ConoHa WING ビジネスプラントップページ
ConoHa WING ビジネスプラントップページ
項目 内容
公式サイト 公式サイトはこちら
コメント 大手GMO運営のレンタルサーバー。最新性能に加えて、ビジネスプランでは月額1331円〜で.co.jpの取得更新費用が無料と、高コスパな法人向けサーバー。
おすすめ:Bizライト
メリット
  • CPU・メモリのリソース保証機能あり。高速高性能で評判
  • 自動バックアップ・復元データ取得標準装備
  • 契約中は.co.jp含むドメイン一つが永久無料
  • 管理画面がシンプルで初心者に優しい
  • リソースモニタリング機能でCPU・メモリ・ディスク使用量の監視&通知や自動プランアップが可能
デメリット
  • 後発スタートしたサービスで実績が長くない
プラン 月額費用 WordPress 無料ドメイン バックアップ
Bizライト 1,331円〜 ◯(1つ)
Bizスタンダード 2,844円〜 ◯(1つ)
Bizアドバンス 5,687円〜 ◯(1つ)

※初期費用は全プラン無料。※サービス維持費用を含んだ料金表記

ConoHa WINGはGMOインターネットグループが運営する高速・高コスパのサーバーです。初心者にわかりやすい管理画面とリーズナブルな価格が特徴でブロガーを中心にシェア急拡大してきました。

ConoHaのWING ビジネスプランは法人に特化したプランで、「Bizライト」「Bizスタンダード」「Bizアドバンス」の3プランが用意されています。

下位プランのbizライトプランでも「.co.jp」ドメインが取得・更新無料で運用でき、安価に高速高性能なサーバーを利用できます。

デメリットは老舗サーバーと比べると実績がまだ少ない点ですが、法人向けにしてはコスパが非常に良い点が魅力です。

当サイトのコーポレートサイト(webst8.co.jp)もConoHa WINGを利用しています。

 

ビジネスプランと通常プランの違い

個人利用が多い通常プランとビジネスプランの違いは下記の通り。

ビジネスプラン 通常プラン
無料独自ドメイン 2個(.co.jpや.jpなども対象) 2つ(.co.jpや.jpは対象外。.comや.netなどが対象)
リソース管理 契約者ごとのリソース保証あり 契約者ごとのリソース保証なし(上限値割り当て)
リソースモニタリング CPU・メモリ・ディスク使用量を監視&通知可能 ディスク使用量を監視&通知可能
自動プランアップ機能 あり なし

 

法人でも個人利用が多い「ベーシック・スタンダード・プレミアム」の通常プランを選ぶこともできますが、Bizライトが1331円〜と価格帯が低いので法人利用するならビジネスプランの方がおすすめです。

ConoHa WING ビジネスプランの特徴であるリソース保証
ConoHa WING ビジネスプランの特徴であるリソース保証

 
また、ビジネスプランではディスクやメモリ・CPUの使用量が一定のしきい値を超えたらメールなどの通知する機能や、設定した負荷上限に達した場合に自動プランアップをしてその負荷を回避するような機能も提供されています。

リソースモニタリング機能 | ConoHa WING
リソースモニタリング機能 ※上記画像は通常プラン(ディスク容量のみ設定可能)

 

PICK UP】 ConoHa WINGの中の人にインタビューしました!

ConoHa WINGの中の人にインタビューしました
レンタルサーバー「ConoHa WING」を運営しているGMOインターネットグループ株式会社様に、ConoHa高速化の取り組みや初心者でも使いやすいように工夫した点、AIブログ生成ツールBlog Creatorを開発した理由などお聞きしました!
 

 

 

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そのほかの国内の有名法人向けサーバー

ここからは、上記3選以外の国内で有名法人向けサーバーをご紹介します。

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【カゴヤ・ジャパン】法人利用率80%のレンタルサーバー

カゴヤのレンタルサーバートップページ

20年超の実績を持つ法人利用率80%の老舗サーバー。2023年10月にALL(仮想/物理)専用サーバーにリニューアル。契約者専用のOS・固定IPのサーバー。

おすすめ度:

おすすめプラン
ライト(1コア/4GB)
特徴
  • ドメイン1個無料(1年目のみ)
  • 無料体験利用あり
  • OS独立仮想専用サーバー
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • SLA(品質保証)あり
デメリット・注意点
  • 無料ドメインは1年目のみ(2年目以降はドメイン代が有料になる)
プラン 初期費用 初回総額(3年契約) 初回総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
ライト(1コア/4GB) 0円 53,460円 / 月1485円 17,820円 / 月1485円 180GB ◯ ※1年目のみ
ライト(2コア/8GB) 0円 178,200円 / 月4950円 59,400円 / 月4950円 380GB ◯ ※1年目のみ
ライト(4コア/16GB) 0円 356,400円 / 月9900円 118,800円 / 月9900円 580GB ◯ ※1年目のみ

カゴヤ・ジャパンは20年の事業実績を持つ老舗のサーバー会社で、法人利用率80%と法人利用が多いことが特徴です。

一般的なレンタルサーバーのほか、WordPress専用サーバー、VPS(Virtual Private Server)など、色々なサービスが提供されています。

自社データセンターを所有しており、自社データセンターで専任の技術者が24時間365日常駐しています。

余談ですが、KAGOYAは元々、茶摘籠の販売事業として創業したあとLPガス供給事業を経て、ホスティングサーバ運営事業へ業種転換を行ったようで、なかなか珍しいですね。

 

カゴヤ・ジャパンの評判・口コミ

カゴヤ・ジャパンの評判や口コミを要約すると、「法人サイトを運用する上で安心して利用できる」「電話でサポート相談したら丁寧に応答してくれた」といった良い評判が多くありました。

一方、「最近だともっと安くて性能の良いサーバーもあるのでそっちにしておけばよかった」と言った声もありました。

WAFやIPSなどのセキュリティ機能も有料オプションとなっており、初心者向けの使いやすさやコストパフォーマンスといった点では一番を競っているといったサーバーではないことに留意しておきましょう

メリット デメリット
カゴヤ・ジャパンの特徴 ・法人利用率80%以上の実績のある老舗サーバー
・万一の障害に強い分散構成が取られている
・セキュリティ対策に力が入っている
・サーバー性能・機能で一番良いサーバーといった感じではない
・サーバー管理操作はあまり初心者向けではない

 

全プラン仮想専用サーバーが用意

2023年10月にカゴヤ・ジャパンのサーバー仕様が大幅リニューアルされ、レンタルサーバーでも一般的なOS共用タイプから、仮想専用サーバーが用意されるようになりました。

そのため、セキュリティやリソース面で他ユーザーとの影響を受けにくく、安定運用が期待できます。

価格的には少し高い目ですが、その分安定性やセキュリティを重要視する企業におすすめです。


 
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【iCLUSTA+】リーズナブルな法人向けサーバー

iCLUSTA+トップページ

GMOグローバルサイン・ホールディングス(旧GMOクラウド)が運営するリーズナブルな価格帯の法人向けレンタルサーバー

おすすめ度:

おすすめプラン
レギュラープラン
特徴
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • SLA(品質保証)あり
  • 返金保証あり
デメリット・注意点
  • 為替レートの影響などにより一時的にサーチャージ料が別途発生(詳細はこちら)
  • バックアップは有料オプション
プラン 初期費用 初回総額(3年契約) 初回総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
ミニ
0円(24ヶ月契約以上)※
24ヶ月未満の契約は初期費用5500円
36,972円 / 月1027円 17,824円 / 月1027円 300GB × 有料Op
レギュラー
0円(24ヶ月契約以上)※
24ヶ月未満の契約は初期費用5500円
41,580円 / 月1155円 24,112円 / 月1551円 500GB × 有料Op
プロ
0円(24ヶ月契約以上)※
24ヶ月未満の契約は初期費用5500円
70,092円 / 月1947円 36,676円 / 月2598円 750GB × 有料Op

 

「iCLUSTA+」は、法人向けに特化したコストパフォーマンスの良いレンタルサーバーです。

iCLUSTA+は、性能や機能面で一番といった感じのサーバーではありませんが、大手GMOグローバルサイン・ホールディングス(旧GMOクラウド社)が運営しているサービスで、2005年リリースから約17年の運営実績があります。

iCLUSTA+の月額費用は1,000円代から、利用できるので法人向けではかなり安価に利用できるのが強みです。

プランは下記の通りで、「ミニ」「レギュラー」「プロ」の3つが提供されています。どのプランでも無料SSLやWordPressに対応していますが、機能的にレギュラープランがおすすめです。

iClusta+ 月額費用
iClusta+ 月額費用(2024年6月時点)※サーチャージ料金除く

小規模の法人ホームページでiCLUSTA+を利用されているところもよく見かけます。

 

iCLUSTA+シリーズの評判とクチコミ

iCLUSTA+のインターネット上にある声をまとめると「安価に利用できるのが良い」「性能・機能は可なく不可もなく」といった感じです。

月額1,027円〜と安価に利用できる一方、同時アクセス制限が厳しいためアクセスの多いサイトにはあまり向いていません。

その他の標準・オプション機能
その他の標準・オプション機能 | iCLUSTA+公式サイトより引用

たとえば、バックアップ機能申込みにオプション料金(月額770円〜)がかかる点など、有料オプションを1つか2つ追加した時点で安価というメリットがなくなるため、必要な機能と必要な機能を見極めておく必要があります。

メリット デメリット
iCLUSTA+の特徴 価格が1000円台と安価に利用できる
サーバー・ネットワーク障害に備えて冗長化構成・分散構成が敷かれている点
サーバー性能・機能面で最も良いサーバーというわけではない
バックアップ機能を始め欲しい機能を追加するとオプション料金がかかる
サイト同時アクセス制限がある

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【CPIレンタルサーバー】 法人利用率90% 運用実績20年

CPIレンタルサーバートップページ

KDDIグループが運営する法人向けレンタルサーバー。サーバー分散・冗長化構成に力を入れており、安定稼働・メール運用重視の法人におすすめ。

おすすめ度:

特徴
  • 無料体験利用あり
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • テストサーバー利用可能(無料)
  • SLA(品質保証)あり
デメリット・注意点
  • 法人といえど一般のホームページであれば割高な運用になりがち
  • 主契約ドメイン・マルチドメインでの制限・仕様が複雑
  • 各種オプション(24時間サポート/改ざん検知/引っ越し代)で費用がかかる
プラン 初期費用 初回総額(3年契約) 初回総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
ビジネススタンダード
0円※
1年未満の契約(3ヶ月・ 6ヶ月)の場合初期費用22,000円がかかる
174,240円 / 月4840円 58,080円 / 月4840円 500GB ×

 

CPIレンタルサーバーは、KDDIグループが運営する法人向けサーバーです。

共用サーバーはビジネススタンダードプランというプランで月額4,840円で利用できます。オプションが豊富で、マルウェア診断、データ移行支援サービス、24時間365日サポートなど、法人向けのサポート体制が手厚く準備されています。

さらに月額38,610円〜でマネージド専用サーバーを契約することもできます。
 

CPIシリーズの良い評判やメリット

CPIの評判・口コミとしては、セキュリティやバックアップ体制・分散/冗長化構成をしっかり意識されているので、法人利用として安心といった声が多いです。

月額500〜1,000円台の一般向けのサーバーだと性能・セキュリティの観点から顧客情報やカード決済などする場合はリスクが高くなりますが、会員サイトやショッピングサイト運営をする場合に向いています。

下記はWordPressのショッピングカートプラングインWelcartの引用です。CPIは導入の多いサーバーとして記載されており、安心です。

クレジット決済をお勧めしないサーバー まず、月額500円以下のサーバーは利用できないと思ってください。 特に不具合報告が多いのは、ロリポップ、お名前.comです。 どんなにアクセスが少なくても、せめて月額2,000円以上のサーバーが必要と思っていただいた方が良いです。
また、この2つのサーバーは、SSLでのソケット通信を行う決済サービスを利用できませんのでご注意ください。 また、これらの目安は、商品の登録数や、使用しているプラグインの状況でも変わってきます。 最適な環境を見極めるのはなかなか難しいので、余裕を持たせることが大切です。
...(中略)...
■導入が多いサーバー
CPI SV-Basic
さくらサーバー ビジネスプロ
エックスサーバー X30
クレジット決済を行う場合のサーバーの注意事項 | Welcart公式サイトより引用

 

SEOで有名なWebライダーの松尾さんともコラボレーションしており、格安レンタルサーバーでトラフィック制限・エラーなどで起きる損失を回避するためのハイスペックサーバーとしておすすめされています。

WebライダーとCPIのコラボ
https://www.cpi.ad.jp/web-renewal/ より引用

 

CPIの悪い評判やデメリット

一方CPIの悪い口コミ・評判としては、月額費用が高いので「小規模サイトだと割に合わない・コストパフォーマンスが良くない」「さらに24時間サポートにお金がかかるのが不満」といった声がいくつか見受けられました。

CPIは法人向けのため価格帯は共用サーバーにしてはかなり高い目になっています。

主契約ドメイン・マルチドメイン(2個目以上のドメイン)で機能差があったり仕様が複雑で、価格が高くオプション費用も高額なためコストパフォーマンス的に合わない法人も多いであろう点が挙げられます。

主契約ドメインとマルチドメイン
主契約ドメインとマルチドメイン | CPI公式サイトより引用

たとえば、主契約ドメイン(1つ目のドメイン)はSSLが無料で取得できるのに対して、2個目以降のドメインは独自SSLが有償オプションになり、費用も毎年4万円以上かかるためかなり高額になります。

法人のホームページといえども、HTML・CSSやWordPressで作った通常の会社ホームページであれば、CPIを利用するとオーバースペックになり気味になる可能性もあります。

Web改ざん検知機能も、CPIと同じ価格帯の他社上位プランや法人向けのエックスサーバービジネスなどは標準でWeb改ざん検知機能を導入している一方CPUの場合はWeb改ざん検知オプションをつけるとさらに月額が最低3,300円以上増額な点に注意です。
 
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【ヘテムル】GMOペパボの高性能レンタルサーバー

heteml(ヘテムル)トップページ

GMOペパボ運営の高性能サーバー。最近ではロリポップの方がスペック増強が活発なため今から契約するならロリポップがおすすめ。 ヘテムル公式サイトはこちら

おすすめ度:

特徴
  • 無料体験利用あり
デメリット・注意点
  • バックアップはあるが、復元データの引き渡しには別途5,500円と有償
  • 3年未満の契約で割高な傾向
プラン 初期費用 初回総額(3年契約) 初回総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
※プランは一つのみ 0円 43,560円 / 月1210円 24,420円 / 月2035円 600GB ×
◯※
復元データの引き渡しは有償5,500円かかる。

 

ヘテムル(heteml)は、大手GMOペパボが運営するレンタルサーバーで、個人事業主や小規模法人のホームページなどでよく利用される根強い人気のレンタルサーバーです。

ヘテムルお客様事例

お客様事例 | ヘテムル公式サイトより引用


 

ヘテムルは現在一つのみのプランを提供しており月額1,100円から利用できます。(2021年までベーシックプランとプラスプランの2つが用意されていましたが一つになりました。)


 

ヘテムルは10日間の無料お試しが可能ですので、気になる方はまずお試しから始めてみると良いでしょう。※入金しない場合に10日後に自動キャンセルされます
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【お名前.com】ドメイン取得で有名なお名前のレンタルサーバー

お名前.comレンタルサーバートップページ

ドメイン取得で有名なお名前.comが提供するサーバー。管理画面・操作が若干不親切な点が見受けられるが、スペックは高くうまく使えばコスパよく運用可能。お名前.com好きならおすすめ

おすすめ度:

特徴
  • ドメイン1個無料
  • WordPressサイトの設定が可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
デメリット・注意点
  • サーバー・ドメイン購入の操作画面がわかりにくい
  • 営業メールがたくさん配信される
プラン 初回総額(3年契約) 初回総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
RSプラン 32,076円 / 月891円 12,936円 / 月1078円 600GB

 

ドメイン取得サービスで有名なお名前.comが提供するレンタルサーバーはとして月額891円から利用できます(プランはRSプラン1つのみ)

独自ドメインを利用する際に、サーバーも一緒に契約管理できます。個人事業主や法人が自社ホームページ・メールを運用する際に良く利用されています。


 
お名前.comのレンタルサーバーのデメリットとメリットは下記の通り。

デメリット
  • 解約をはじめ各種手続きがわかりづらい
  • 営業メールがたくさん来る
  • プランが一つのみで変更できない
メリット
  • ドメインの種類が豊富で取得費用も安価
  • サーバースペック・性能が良い

 
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そのほかの主な国内法人レンタルサーバー14サービス

今回はご紹介しなかったけれども、他にもいろいろな法人向けサーバーがありますので気になる方は参考にしてみてください。
 

  • エックスサーバービジネストップページ
    エックスサーバービジネス
    改ざん検知機能付きの法人向け特化サーバー
  • さくらのレンタルサーバ(ビジネス)
    さくらのレンタルサーバ
    法人利用も多い根強い人気の老舗サーバー
  • ConoHa WINGトップページ
    ConoHa WING
    有名ブロガーに人気の高速サーバーのビジネスプラン
  • エックスサーバートップページ
    エックスサーバー
    国内シェアNo1の王道サーバー
  • カゴヤ・ジャパン
    法人利用率80%の法人向けサーバー。全プラン仮想専用環境を提供
  • CPI
    KDDIグループが運営する法人サーバー。安定稼働・メール運用重視
  • iCLUSTA+
    月額1,000円台で利用できる法人向けサーバー。小規模ホームページ向け
  • WinServer
    Windows Server系に強いレンタルサーバー
  • お名前.com
    ドメイン取得で有名なお名前.comが提供する高性能サーバー
  • WebARENA SuiteX
    NTTコミュニケーションズ提供の運用実績20年超の法人向けサーバー
  • WADAX
    GMOグローバルサイン・ホールディングスが提供する法人向けサーバー
  • アルファメール
    大塚商会が提供する法人向けサーバー
  • ゼンロジック
    ソフトバンクGのIDCフロンティアが提供する法人向けサーバー
  • Bizメール&ウェブビジネス
    NTTコミュニケーションが提供する法人向けサーバー

 

 

法人向けサーバーの選び方・ポイント

法人向けサーバーの特徴は大まかに下記の通りです。

法人向けレンタルサーバーのメリットとデメリット

個人ユースメインのレンタルサーバーの場合、月額500〜1000円くらいの価格帯が多いですが、法人向けを中心に用意している共用サーバーの場合おおよそ月額3,000円程度が多いです。

月額500〜1000円のレンタルサーバーで法人利用することも十分できますが、法人向け要素が強いサーバーの方が高スペック・高セキュリティ・バックアップなど、より安定稼働を意識した作りになっていることが多いです。

なお、月額10,000円以上の予算がある場合は、専用のマネージドサーバーも選択肢に入れることが可能です。
 

法人向けサーバーの主な特徴と傾向
項目 評価 コメント
価格 価格のボリュームゾーンは2,000円〜5,000円
WordPress 基本的に対応している
サーバー性能 高性能・サイト高速化など高スペック環境が提供されている
セキュリティ WAF/IPS/国外アクセス制限などのほかセキュリティ診断付きのものもある
障害体制 サーバー分散構成など各社で障害体制が考慮されている
バックアップ 基本的にある(安価なプランだと追加オプションの場合もあり)
サポート 基本的に手厚い
こんな方におすすめ - 法人ホームページ・会員サイト・ECサイトなど

 

バックアップ・復元機能があるか

法人向けサーバーで重要視したいのは、サーバー側でのバックアップ・復元機能が備わっているかです。バックアップ機能がサーバー側で用意されている場合は、いざという時に復旧できるので安心です。

バックアップと復元(データ提供)機能について

個人でよく利用するサーバープランの場合、バックアップ機能がないことが多いですが、法人向けの場合はできればバックアップが備わっているサーバープランがおすすめです。

法人向けサーバーでも価格の安いサーバーは有料オプション扱いになっている場合もありますので、その辺りもチェックしておきましょう。

まれに(一般的には知名度が高いものの)、ここで紹介しているよりも値段が高くてスペック・機能がかなり低く制限も多いようなところもありますので、気をつけましょう。

まとめ

まとめです。今回は「エックスサーバー・エックスサーバービジネス」「さくらのレンタルサーバ」「ConoHa WING」を中心に国内でおすすめの法人向けレンタルサーバーサービスをご紹介しました。

法人向けレンタルサーバーは価格が高い目になりますが、その分安定性やサポート体制を重要視する法人におすすめです。

法人向けサーバーでも価格が安いプランについては、色々とオプションがあるタイプが多く付け加えていくと費用が積み重なる場合もあるので注意が必要です。

自社の要件にあったサービスを検討してみてください。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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