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【どっちがおすすめ?】エックスサーバーとmixhost徹底比較

エックスサーバー とmixhostの特徴
 
本記事では、WordPressでブログを始めようと思った時に、エックスサーバーとmixhostのどちらにしようか迷っている人向けにおすすめをご紹介します。

エックスサーバーは長年の実績やサポート・メール運用を重視する法人・個人に、mixhostはアダルト・マッチングアプリ系ジャンルなどのブログ運営する方におすすめです。

今回はエックスサーバーとmixhostの2社を比較・解説します。

 

本記事記載の内容は、2025年4月時点の情報です。また、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。
 

エックスサーバーとmixhostを簡単比較

エックスサーバーがおすすめな人とmixhostがおすすめな人と主な違い

結論としてはエックスサーバー、mixhostはそれぞれ下記のような方におすすめです。

■両レンタルサーバー共に有する特徴

  • サーバースペック・表示速度は両サーバー共に国内有数

■国内シェアNo1の実績・サポート実績を重視する法人や個人→エックスサーバーがおすすめ

■アダルトジャンルのサイトまたは上位プラン契約を予定している方→mixhostがおすすめ

 

以下は、エックスサーバーとmixhostのスタンダードプラン同士での簡単比較です。

項目 エックスサーバー
スタンダードプラン
mixhost
スタンダードプラン
おすすめ度
(2社比較時)
おすすめ用途 【実績重視】信頼性・サポートを重視する個人事業主・法人、ホームページ アダルトジャンル・およびその関連ジャンルのサイトを運営予定の個人・法人
キャンペーン情報 最大30%オフ!月額693円から使える2025年5月7日(水)17:00まで
月額料金と総額(3年契約時) 3年合計35,640円 / 月990円 3年合計34,848円 / 月968円
※2,178円/月で自動更新
月額料金と総額(1年契約時) 1年合計13,200円 / 月1100円 1年合計11,616円 / 月968円
※2,178円/月で自動更新
こんな点がメリット
  • 無料の独自ドメインが最大2個利用できる
  • 2003年からの老舗&国内シェアNo1の実績で個人法人ともに利用者が多い
  • アダルトジャンルの運営が可能
  • 上位プランに移行した時に機能・サポートが手厚い(zoomサポート、サイト複製など)
こんな点がデメリット
  • アダルトジャンルのサイトは運営できない
  • 価格が高く、初心者向けではない(初回契約後の自動更新で料金が上がる)
  • 下位プランで比較するとエックスサーバーよりも機能不足な傾向
アダルトサイトの運営 ×
無料独自ドメイン 2個 1個
割引WordPressテーマ Snow Monkey / Swell / Emanon Business / LIQUID INSIGHT / Nishiki Pro
ホームページ向けテーマが多い
Webサーバー機能
契約と同時にWPセットアップ機能
自動バックアップ
バックアップの復元
復旧データ取得&ドメイン毎の1クリック復元可能

復元データ取得可能
サイト複製(コピー) ×※上位プランのみ
Webサーバーソフトウェア Apache+nginx LiteSpeed
ストレージ種類 SSD(NVMe) オールSSD
ストレージ容量 500GB 無制限
転送量制限 無制限 無制限
無料SSL あり あり
マルチドメイン
(ドメイン上限)
無制限 無制限
MySQL上限 無制限
容量上限目安5GB/1個
無制限
容量上限なし
FTPアカウント数 無制限 無制限
php動作モード FAST CGI LSAPI
ドメイン毎PHPバージョン変更 可能 可能
WAF機能
一部個別除外可能

有効・無効の切替可能
メール機能
メールボックス容量制限 20GB/1アドレス 無制限
メール送信サイズ制限 100MB/送信 非公表
メール送信数制限 1,500送信/時間
15,000送信/日
100送信/時間
1,000送信/日
メーリングリスト
メールマガジン ×
サポート
メールサポート ◯(原則24時間以内の返答)
チャットサポート ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00)
電話サポート ◯(平日10:00〜18:00) ×
あとからプラン変更
運営会社 エックスサーバー株式会社 アズポケット株式会社
運営実績・期間 老舗(2003年〜) 比較的新規(2016年〜)

 

エックスサーバーとmixhostの各プラン料金を比較

次にエックスサーバー・mixhostの各プランのラインナップと料金で比較します。

項目 プラン名 月額費用 初期費用 WordPress 無料ドメイン
エックスサーバー スタンダード 990円〜 無料 ◯(2個)
プレミアム 1,980円〜 無料 ◯(2個)
ビジネス 3,960円〜 無料 ◯(2個)
mixhost スタンダード 968円〜
※2,178円 /月で自動更新
無料 ◯(1個)
プレミアム 900円〜
※3,278円 /月で自動更新
無料 ◯(1個)
ビジネス 2,178円〜
※5,478円 /月で自動更新
無料 ◯(1個)

 

サーバーの各プランを比較すると、通常価格においては基本的にエックスサーバーの方が安価に利用できます。

ただし、mixhostは初回割引を強化しており上位プランだとmixhostがかなり安くに利用できます。

たとえばビジネスプランを36ヶ月契約した場合(月5,478円→2,178円/月)で3年間で12万円弱を節約できることになります。

契約期間別サーバー月額費用

利用料金 | mixhost公式サイト

両社もっともベーシックなスタンダードプラン同士の比較だと同程度の価格帯ですが、中規模以上のサイトを上位プランで利用する場合は、mixhostがかなりお得に運用できます。
 

エックスサーバーとmixhostの詳細を徹底比較

つぎに、エックスサーバーとmixhostでそれぞれのスペックを詳細比較します。
 

【比較ポイント1】エックスサーバーとmixhostを料金面で比較

契約期間ごとの比較ではエックスサーバーの方が安価

項目 エックスサーバー
スタンダード
mixhost
スタンダード
初回契約時(1〜最大36ヶ月契約の場合) 990円〜 968円〜
次回の更新時 990円〜 2,178円で自動更新

 

サーバー費用は、両社スタンダードプランで比較すると、エックスサーバーの方が安価にサーバーを利用できます。

レンタルサーバーは契約期間を長くした方が月額価格が安くなります。

一年以上の契約の方がキャンペーン適用される条件になっていたり、後述の無料ドメインが利用できるケースが多いので、契約する場合は1年以上が良いでしょう。
 

無料独自ドメインはエックスサーバー最大2個、mixhost1個を利用できる

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
無料独自ドメイン あり(2つ) あり(1つ)

 
通常サーバー契約と同時に独自ドメインを取得・費用がかかります。

エックスサーバーでは最大独自ドメイン2個、mixhostは1個を、サーバー契約している限り利用し続けることができます。

スタンダードプラン(新規契約をお考えの方)
1. 「12ヶ月」以上の契約期間を選択した上での料金のお支払い
※「12ヶ月」以上のご契約で独自ドメインが1つ無料、「24ヶ月」以上のご契約で独自ドメインが2つ無料になります。
独自ドメイン永久無料特典 | エックスサーバー株式会社

価格はドメインの種類で若干異なりますが.comであれば年間2,000円程度しますので、実質2,000円安く運用できます。
 

【比較ポイント2】Webサーバー性能・機能で比較

次に、具体的なスペック面から見た詳細な比較もしてみましょう。

管理画面はエックスサーバーがやや使いやすい印象

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
管理画面 2つの管理画面(Xserverアカウント・サーバーパネル) 2つの管理画面(マイページ・cPanel)

(※)上記以外でもそれぞれFTP管理画面・Webメール管理画面などありますがここでは割愛します。
 

管理画面は実際に使用してみて、エックスサーバーがやや使いやすい印象があります。

エックスサーバーは、Xserverアカウントとサーバーパネルの2つの管理画面があります。ただ、ログイン情報が二つのパネルで違うため、初めての人は最初少し違いが分からなくなることもあるかと思います。
エックスサーバーの管理画面の構成
 

mixhostは、マイページとcPanelの2つ画面があります。cPanelはグローバルスタンダードな管理画面ですが、初心者にとっては少し難しいと感じることがあるかもしれません。
mixhostの管理画面の説明
 

バックアップはmixhost・エックスサーバー2社共に用意

エックスサーバーとmixhostは、契約した時点で無料で自動でバックアップをとってくれますので、万一サイトが壊れた・データを削除してしまったというときに復旧することができます。

どちらも設定不要で最大14日分のバックアップが取得されているためどちらも安心です。
 

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
自動バックアップ
(最大14日分・設定不要)

(最大14日分・設定不要)

 

参考)WordPressの場合バックアッププラグインでバックアップできます

WordPressの場合は、バックアッププラグインなどもありますので、そちらを使ってもバックアップできます。
WordPressのバックアップ 有名プラグインbackWPupの使い方

 

WebサーバーソフトウェアはmixhostはWordPress高速のLiteSpeed採用

エックスサーバーはnginx(エンジンエックス)を採用しており、mixhostではLiteSpeed(ライトスピード)というWebサーバーソフトウェアが使われています。

LiteSpeedもnginxも従来型のApache(アパッチ)よりも高速処理が可能なWebサーバーですが、あえていうとWordPressがより高速なLiteSpeedを採用しているmixhostが優位です。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
Webサーバーソフトウェア nginx (+Apache) LiteSpeed

 
Webサーバーソフトウェアについて
 

Webサーバーソフトウェアのシェア推移

w3techs.comより引用

(※)Webサーバーソフトウェアは、Webサイトを動作させる上で必要なソフトウェアです(参考:【Webサーバーソフトウェアとは】Apache/Nginx/LiteSpeed
 
 

ストレージ(ディスク)部分。どちらも高速で容量も十分

ストレージ(ディスク相当部分)の性能については、両社SSDを搭載しており高速が実装されていますが、エックスサーバー社がSSDの中でもさらに高速化を実現した通信プロトコルNVMeを採用されています。

ストレージ容量については、よほどの大規模サイトでない限り、この制限値に引っかかることは少ないので、それほど気にしなくても良いと思います。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
ストレージ種類 オールSSD(NVMe) オールSSD
ストレージ容量 300GB 無制限

 

エックスサーバーおよびmixhostともに転送量無制限だがmixhostのPV目安には注意

転送量制限については、エックスサーバー、mixhostともに実質無制限です。ただし、mixhostはページビュー目安があるためアクセスが多くなる場合は上位プランにする必要がある可能性があります。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
転送量制限 無制限>(※) 無制限>(※)
ページビュー(PV)目安 特に記載なし 月間25,000

 

(※)特殊な使い方などで転送データが極端に多くなり他の利用者に影響が出そうな場合においては制限がかかる可能性があります。

転送量制限をイメージで例えると、携帯の通信パケット制限と同じです。

具体的には「WEBサイトを閲覧する際に通信するデータ」や、「サーバーへファイルをアップロード・ダウンロードする際に発生するデータ」が該当します。転送量制限(〇〇GB/日)は、1日あたりのこれらのデータ量の制限です。

転送量の簡単な計算

仮に1回のWebページの閲覧で平均5MBのデータが発生すると仮定とします。容量制限が300GB/日≒300,000MB/日の場合、300,000[MB/日]÷5[MB/PV]=60,000[PV/1日]が概算の1日の上限値(1ヶ月換算で180万PV)ということになります。

なお、エックスサーバー、mixhostともに転送量制限をしていないため、TVや雑誌に取り上げられた時のような瞬間的なアクセス増がきても耐えうる環境が用意されています。

 

マルチドメイン上限について・両社無制限

マルチドメイン(設置できるドメインの上限数)は、基本的に2社共に同等で無制限になっています。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
マルチドメイン
(設置ドメインの上限)
無制限 無制限

 

MySQL上限について。mixhostがDB容量制限なしで優位

MySQL(マイ エスキューエル)の個数上限はエックスサーバー・mixhostともに無制限となっています(つまり何個でもWordPressを入れられることになります)。

MySQLの1個あたりの容量上限については、mixhostが制限なし、エックスサーバーが5.0GB/1個となっており、mixhost>エックスサーバー の順で大量のコンテンツに対応できる環境が用意されています。
 

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
MySQL上限 無制限
(容量上限目安5GB/1個)
無制限
(1個あたりの容量上限なし)

 
(※)MySQLは、WordPressを運用する際に必要なデータの蓄積・管理するためのソフトウェアで、データベースと言われます。WordPressなどでのCMS(ソフトウェア)を利用する際に使用します。

(MySQL)データベース制限について
 

MySQL(データベース)はWordPressで利用します

WordPressはMySQLというデータベースを利用しており、管理画面の設定内容、投稿記事・固定ページのデータ、ログイン情報などはデータベースに保存されています。

そのため、投稿記事のページ数が増えれば増えるほど、中身が多ければ多いほどデータベースの使用量は大きくなります。
ワードプレスの構成
(参考)【WordPressとは】ワードプレスの特徴と仕組みを徹底解説

なお、2024年2月時点投稿ページ数400・7年ほど運営で、「400MB」ほどです。まだまだ余裕がありますね。

 
webst8 MySQLデータベース試用状況 
 

データベース容量に制限はありますか?
mixhostでは、ご契約のSSD容量の範囲内でご自由にデータベースをご利用いただけます。お客様のアカウントの空き容量を上限として、1データベース辺りの容量制限はございません。
データベース容量に制限はありますか?

 

■データベース目安容量の増量について
1データベースあたりの目安容量を下記のとおり増量いたします。
2,000MB(2GB) → 5,000MB(5GB)
上記値はあくまで目安数値のため、目安値を超過した場合にも即座に制限するものではありません。
しかしながら、目安容量を著しく超過する場合や目安の容量に満たないご利用においてもサーバーへの負荷が大きい場合、リソース制限の対象となることがございます。
(※)データベースの目安容量が2倍以上に増加 | エックスサーバー公式サイトより引用

 

無料SSLについて。エックスサーバー・mixhost共に実装可能

無料SSLについては、エックスサーバー・mixhost共に実装可能です。今では大体標準になってきているので基本的に気にしなくて構いません。
 

SSLとはSecure Sockets Layerの略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みを指します。今社は、Let’s EncryptというSSLが無料で実現できます。
SSL化の説明図2
 

通信をSSL化(HTTPS)をすることで、通信データを保護し、クレジットカードのような他人に知られると悪用される重要な情報を守ります。

今では、SSL化が一般的になり、無料に設定もできますので、基本的に最初の導入時にSSL化しておいた方が良いでしょう。

 

FTPアカウントは2社共に複数アカウント作れてWeb制作者にとって便利

Webサイト制作者側の場合、サーバー内に該当ディレクトリだけアクセス権限のあるFTPアカウントを作り、協力パートナーに教えて作業してもらう、といった利用の仕方もあります。

エックスサーバーおよびmixhostでは複数のFTPアカウントとディレクトリ単位での制限ができるため、Web制作関係の人にとっては便利なのでオススメです。
 

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
FTPアカウント数 無制限 無制限

 

セキュリティ WAF(Web Application FireWall)機能はmixhostは有効無効のみ

WAF(Web Application FireWall)というセキュリティ機能は、両者実装されています。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
WAF機能 あり あり
WAF機能の個別除外 可能 無効化有効化のみ

 

■エックスサーバーのWAF除外設定
エックスサーバー  waf設定
 

■mixhostのWAF設定について

基本的にWAF/ModSecurityは有効のままでご利用いただく事を推奨しておりますが、やむを得ない事情で有効/無効を切り替える場合の手順をご案内いたします。
WAF/ModSecurityの有効/無効を切り替える方法 | mixhost

(参考)【WAFとは】サーバーのセキュリティ機能WAFの必要性と注意点
 

【比較ポイント3】エックスサーバーとmixhostのメール機能で比較

つぎに、各レンタルサーバー会社のメール機能で比較します。

メーリングリストは各社標準装備

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
メーリングリスト機能
登録数20件/1リスト500件まで

無制限
メールマガジン機能
登録数:10件
メルマガ1件あたり1,000件アドレスまで
×
メール送信数制限 1,500送信/時間
15,000送信/日
100送信/時間
1,000送信/日

 
mixhostは送信件数の上限が少し厳しい目であることとメールマガジンを利用できない点から、メール送信が多い法人やメール機能を重要視する方はエックスサーバーが良いでしょう。

メーリングリストは両社標準で装備されています。mixhostが無制限でエックスサーバーは登録数20件/1リスト500件までの制限があります。

一方、メールマガジンはエックスサーバーのみ標準利用できます(あくまで簡易的なメルマガ機能で、ステップメール機能など高度な機能はありません)。

エックスサーバー メールマガジンサンプル
 

【比較ポイント4】エックスサーバーとmixhostの実績で比較

エックスサーバーとmixhostの運営実績・国内シェアは下記の通りです。

項目 エックスサーバー mixhost
サービス運営実績・期間 長い(2003年〜) 比較的短い(2016年〜)
国内シェア 第1位 確認できず

 

運営実績という点では、エックスサーバーの方が老舗で長い稼働実績が、国内シェアNo1であるため、一日の長があります。

エックスサーバーは利用者も多いので、ネットや本にも多く掲載されているので安心して利用することができます。


 

mixhostもここ数年でシェアを大きく伸ばしている人気サーバーです。しかし、エックスサーバーより10年以上後発のサービスで、安定稼働・サポート実績を重要視する法人・個人にとってはエックスサーバーの方が良いかもしれません。

2003年 7月エックスサーバー(屋号)を設立。共有レンタルサーバーサービス、エックスサーバーの提供を開始
沿革 | 会社情報 | エックスサーバーより引用

 

2016年6月 ホスティングサービス「mixhost」提供開始
アズポケットの歩み 会社概要 | アズポケット株式会社

 
運営実績という点ではエックスサーバーに強みがあり多くの法人や個人に人気があります。

一方、mixhostはアダルトサイトができる数少ない国内サーバーであったり、上位プランのコストパフォーマンスの高いという強みがあります。

 

【比較ポイント5】エックスサーバーとmixhostのサポート面で比較

サポートについて mixhostはチャット・電話サポートがない点に注意

エックスサーバーはチャットサポートおよび電話サポートがあるのに対して、mixhostはチャットサポートおよび電話サポートがない点に注意です。

2社共にメールサポートがあり問い合わせ対応できますので基本的に問題ありませんが、「メールが苦手・電話が良い!」という人の場合は注意が必要です。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
メールサポート ◯(24時間) ◯(24時間)
チャットサポート ◯(平日10:00~18:00) ×
電話サポート ◯(平日10:00~18:00) ×

 

アダルトジャンルのサイトはmixhostが可能でエックスサーバーは不可

アダルトジャンルのサイトは、エックスサーバーは禁止されています。一方mixhostはmixhostはアダルト・出会い系分野も利用することができます(もちろん合法的なものに限られます)。

項目 エックスサーバー
(スタンダードプラン)
mixhost
(スタンダードプラン)
アダルトジャンル運営 ×

 
「アダルトは運営しないよ」という方でも、肌の露出の激しい画像やグッズなど、アダルトジャンルが連想されると判断されるとサイト規制の対象になる場合があるので、アダルトじゃなくても類する可能性があると思う場合は最初からmixhostを選んでおいた方が無難です。
 

ここからは、各レンタルサーバーの特徴についてもご紹介していきます。

 

【エックスサーバー】国内シェアNo1の王道サーバー

エックスサーバーの特徴とメリットデメリット

エックスサーバートップページ

国内シェアNo1の有名レンタルサーバー。性能面・価格面・実績面・サポート面とバランスが良く、法人からも個人からも人気。

おすすめ度:

おすすめプラン
スタンダードプラン
特徴
  • ドメイン二個無料
  • 無料体験利用あり
  • WordPressサイトの設定が可能
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • モリサワWebフォントあり
  • リソース保証(CPU/メモリ)
  • メールサポート24時間以内返信(土日祝も対応)
デメリット・注意点
  • 小さいサイトを運営する場合は割高になりがち
  • セキュリティ機能のWAFがデフォルトOFF(WAF設定は若干使いづらい)
プラン キャンペーン 総額(3年契約) 総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元 改ざん検知
スタンダード 最大30%オフ!月額693円から使える2025年5月7日(水)17:00まで
公式サイトはこちら
35,640円 / 月990円 13,200円 / 月1100円 500GB ◯(2個) ×
プレミアム 71,280円 / 月1980円 26,400円 / 月2200円 600GB ◯(2個) ×
ビジネス 143,280円 / 月3980円 52,800円 / 月4400円 700GB ◯(2個) co.jp対象

 

エックスサーバーは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバーで個人にも法人にも人気のある王道サーバーです。最も安価なスタンダードプラン(月額990円〜)でもWordPressホームページやブログで十分な性能を提供しています。
 
価格とサーバー性能・機能およびサポートのバランスが良いのが特徴で、ネットにも情報が多く個人にも法人にもおすすめできる代表的なレンタルサーバーです。

反面デメリットとしては一番安いプランでも月額約1,000円程度で小さいサイト運営の場合割高になってしまう点があります。
 

WEBST8でも月間30万PVほどのメディアサイトでエックスサーバーのスタンダードプランで問題なく稼働させている実績があります。
 

エックスサーバーを使った感想や評判

<エックスサーバーを使ってみた感想としては、一番バランスが良いレンタルサーバーです。

老舗シェアNo1でサポートがしっかりしており、個人・法人ともに安心して利用でき、ネット・本でも情報がたくさん掲載されていて、おおむね評判も良好です。

他社サーバーの場合は「(細かい機能で)これができないなあ」という機能が大体1,2箇所くらいはありますが、エックスサーバーの場合は一通りの機能が揃っており他社ができることは大体なんでもできるので安心して利用できます。

反面、小さいサイトを運営する場合はさくらやロリポップなどもっと安いプランで十分な場合もあります。

実際問題、エックスサーバーのサーバー性能を十分使うレベルのサイトはあまり多くありません

例えば、個人の趣味サイトや非営利のサークル活動などの小規模サイトを運営する場合、月額200円〜500円以下で利用できるロリポップで十分というケースも多いと思います。
 

エックスサーバーの各プランの機能・性能の比較

エックスサーバーでは、スタンダードの他に、プレミアム、ビジネスプランが提供されています。基本的にスタンダードで十分でしょう(後からプラン変更も可能)。

料金・価格
プラン スタンダード プレミアム ビジネス
初期費用 0円 0円 0円
月額料金(3年契約) 990円 1980円 3980円
月額料金(1年契約) 1100円 2200円 4400円
無料独自ドメイン ◯(2個) ◯(2個) ◯(2個) ※co.jp対象
Webサーバー機能
プラン スタンダード プレミアム ビジネス
ストレージ種類 SSD(NVMe) SSD(NVMe) SSD(NVMe)
ストレージ容量 500GB 600GB 700GB
転送容量制限 無制限 無制限 無制限
独自ドメイン上限 無制限 無制限 無制限
MySQL個数上限 無制限 無制限 無制限
PHP ◯(FastCGI) ◯(FastCGI) ◯(FastCGI)
Webフォント提供 あり
モリサワフォント33書体
あり
モリサワフォント33書体
あり
モリサワフォント33書体
Webフォント利用制限 3ドメインまで
PV制限:75,000PV/月
3ドメインまで
PV制限:75,000PV/月
3ドメインまで
PV制限:75,000PV/月
改ざん検知 × ×
メール機能
プラン スタンダード プレミアム ビジネス
メールアドレス作成数制限 無制限 無制限 無制限
メールボックス容量 20GB/1アドレス 20GB/1アドレス 20GB/1アドレス
メール1通のサイズ制限 100MB/送信
※受信は制限なし
100MB/送信
※受信は制限なし
100MB/送信
※受信は制限なし
メール送信数制限 1,500送信/時間
15,000送信/日
1,500送信/時間
15,000送信/日
1,500送信/時間
15,000送信/日
メーリングリスト機能 ◯(20件)
1リスト500件まで
◯(30件)
1リスト500件まで
◯(40件)
1リスト500件まで
メルマガ機能 ◯(10件) 1メルマガ1,000件まで ◯(15件)
1メルマガ1,000件まで
◯(20件)
1メルマガ1,000件まで
管理機能・サポート面
プラン スタンダード プレミアム ビジネス
バックアップ ◯(14日間) ◯(14日間) ◯(14日間)
復元機能
複数ユーザー管理
(※)
ドメインごとに複数人のサーバーログインアカウントを作成してサーバー管理が可能(権限設定も可能)
× ×
メールサポート ◯(24時間以内返答) ◯(24時間以内返答) ◯(24時間以内返答)
チャットサポート ◯(平日10:00~18:00) ◯(平日10:00~18:00) ◯(平日10:00~18:00)
電話サポート ◯(平日10:00~18:00) ◯(平日10:00~18:00) ◯(平日10:00~18:00)
プラン変更

 

一年以上の契約が無料ドメインが利用条件になっていたり、キャンペーン適用条件になっていたりするので、契約する場合は1年以上が良いでしょう。

 

関連【エックスサーバー】WordPressクイックスタートの始め方
関連エックスサーバー解説記事はこちら

 

【mixhost】上位プランが初回半額&アダルトサイト運営可能

mixhostの特徴とメリット・デメリット

mixhostトップページ

アダルトサイトが運営可能な数少ないレンタルサーバー。プレミアムプラン以上の上位プランが初回契約時半額で、上位プランの独自機能やサポートが手厚い点が特徴

おすすめ度:

おすすめプラン
(アダルト系サイト運用なら)プレミアムプラン
特徴
  • ドメイン1個無料
  • WordPressサイトの設定が可能
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • 返金保証あり
  • アダルト系サイト運営可能
デメリット・注意点
  • 初回契約時は安価だが、更新価格が他社と比較して割高
  • ページビュー制限やメール送信件数上限(100送信/1時間)が大きい
プラン 総額(3年契約) 総額(1年契約) 容量 WordPress 無料ドメイン バックアップ/復元
テスト環境提供※
開発用のWordPressサイトをワンクリックで作成し、ワンクリックで本番サイトに反映できる、ステージング機能
サイト複製※
WordPressサイトを簡単に複製し、テストサイトとして利用したり、別のサイトとして作成できます。
優先サポート/zoomサポート※
WordPressのご利用方法に関するZoomを使ったサポート(利用上限:2回/月)
WordPress移行代行※
WordPressサイトを1サイト、他社レンタルサーバーからmixhostに、プロフェッショナルが移行作業を実施
スタンダード 34,848円 / 月968円
※注
次回更新時は2178円/月で自動更新
11,616円 / 月968円
※注
次回更新時は2178円/月で自動更新
無制限 ◯(1個) × × × ×
プレミアム 35,640円 / 月990円
※注
次回更新時は3278円/月で自動更新
11,880円 / 月990円
※注
次回更新時は3278円/月で自動更新
無制限 ◯(1個) ×
ビジネス 78,408円 / 月2178円
※注
次回更新時は5478円/月で自動更新
26,136円 / 月2178円
※注
次回更新時は5478円/月で自動更新
無制限 ◯(1個)

 

mixhost(ミックスホスト)アズポケット株式会社が運営するホスティングサービスで、サーバー性能・高速化への取り組みには定評があります。

大きな特徴は上位プランが初回支払時半額以下で利用できることと、アダルト・出会い系分野も利用できることが挙げられます。

契約期間別サーバー月額費用


ご利用料金 | mixhost公式サイト 2024年2月時点


 

「アダルトは運営しないよ」という方でも肌の露出の激しい画像やグッズ・出会い系など、アダルト系と判断されると規制対象になる場合があるので、最初からアダルト許可のmixhostを選んでおいた方が無難です。
 

反面デメリットとしては、下位のスタンダードプランで比較すると他サービスと比べて若干割高になりがちという点です。

実際、上位プランの性能を十分活用できる人はそう多くありません。また、2016年スタートの比較的後発のサービスで、シェアや実績を重視する法人には向いていないかもしれません。
 

mixhostを使った感想と評判

mixhostを利用している知人やネット上の口コミを集約すると、「サイト表示が早くなって他社から移行してよかった」「メールサポートの回答速度が早いし丁寧で満足」といった声が多いです。

積極的に最新技術・性能を取り入れているので「サイトが遅くて困っている」といったアフィリエイターに支持されています。

一方悪い口コミ・評判としては、「管理画面(cPanel)が分かりにくい・・」や「サーバーが落ちすぎ!」というネット上の声がいくつか見受けられました。

2016年からスタートしたサービスで立ち上げ当初に障害が多かったことから当時のユーザーの不満の声がネット上に残っています(ただし今は改善されています)。


 

mixhostの各プランの機能・性能の比較

mixhostでは、「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」の3つのプランが用意されています。

中規模以上のサイトを運用する場合は最初からプレミアムで契約しておくと、最大36ヶ月間月額費用を半額で抑えることができます。
 

概要・料金
mixhostプラン スタンダード プレミアム ビジネス
初期費用 無料 無料 無料
月額料金(3年契約) 968円〜 990円〜 2178円〜
月額料金(1年契約) 968円〜 990円〜 2178円〜
無料ドメイン 1個 1個 1個
Webサーバー機能
mixhostプラン スタンダード プレミアム ビジネス
ディスク種類 オールSSD オールSSD オールSSD
ディスク容量 無制限 無制限 無制限
転送容量制限 無制限 無制限 無制限
独自ドメイン上限 無制限 無制限 無制限
MySQL個数上限 無制限 無制限 無制限
Webフォント提供 × × ×
テストサイトの作成&本番反映 ×
サイトの複製 ×
スマートアップデート ×
メール機能
mixhostプラン スタンダード プレミアム ビジネス
メールアカウント作成数制限 無制限 無制限 無制限
メールボックス容量 無制限 無制限 無制限
メール1通のサイズ制限 不明 不明 不明
メール送信数制限 100送信/時間
1,000送信/日
100送信/時間
1,000送信/日
100送信/時間
1,000送信/日
メーリングリスト機能 ◯(無制限) ◯(無制限) ◯(無制限)
メールマガジン機能 × × ×
サポート機能
mixhostプラン スタンダード プレミアム ビジネス
バックアップ ◯(14日間) ◯(14日間) ◯(14日間)
復元機能(データ取得)
脆弱性診断 ×
メールサポート ◯(24時間受付) ◯(24時間受付) ◯(24時間受付)
チャットサポート
zoomサポート ×
優先サポート ×
WordPress移行サービス△(有料)△(有料)◯(無料)
WordPress高速化サービス△(有料)△(有料)◯(無料)
プラン変更 可能

 
上位プラン(プレミアム以上)では、zoomサポートをはじめステージング環境(テスト環境)の提供、脆弱性診断などかなり手厚い内容です。
 
■スタンダードプランと上位プランの主な違い

機能 スタンダード プレミアム ビジネス
テストサイトの作成&本番反映 ×
サイトの複製 ×
脆弱性診断 ×
スマートアップデート(※) ×
Zoomサポート(※) ×
優先サポート ×
WordPress移行サービス △(有料) △(有料) ◯(無料)
WordPress高速化サービス △(有料) △(有料) ◯(無料)

(※)スマートアップデートはWordPressアップデート時に自動的にテスト環境が構築されてサイトに悪影響がないかAIが事前検証して安全にアップデートする仕組み。
(※)zoomサポートはWordPressの操作方法についてzoomを使ったサポート

 

初回契約時(最大3年間)は上位プランも半額以下で利用できるため、上位プランの機能に興味があるなら、mixhostは特におすすめです。
 

関連【mixhostの評判は?】料金プランや他社との違いを解説
 

(関連記事)アズポケットが提供するVPNサービス

mixhostを運営するアズポケット社はMillenVPN(ミレンVPN) というVPN(仮想プライベートネットワーク)も提供しており、海外出張・旅行予定の方や海外動画を見たい方におすすめです。

詳しくは「【MillenVPNの評判は?】特徴・使用した感想やデメリット」をご参考ください。

 
 

まとめ

まとめです。今回は、レンタルサーバーサービスを提供している「エックスサーバーのスタンダードプラン」「mixhostのスタンダードプラン」で比較しました。
 

エックスサーバー mixhostともにサーバー性能・速度には定評がありおすすめのレンタルサーバーです。
エックスサーバー とmixhostの特徴

 

なお今回は、エックスサーバーとmixhostで比較しましたが、国内おすすめサーバー比較を「レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応」で紹介していますのご参照ください。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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